活動レポート

活動レポート

2021.10.05

URCFシンポジウム2021の開催報告

「URCFシンポジウム2021」を超臨場感コミュニケーション産学官フォーラム(URCF)/情報通信研究機構(NICT)主催、総務省後援で開催した。今回は、「Beyond 5G社会の実現に向けた超臨場感コミュニケーション技術の挑戦」をテーマに、基調講演、特別講演、パネルディスカッションをオンラインで実施した。

1.開催日時 2021年8月27日(金)13:00~17:25
2.開催方式 オンライン(ウェビナー)
3.参加者  226名(URCF会員および一般)
4.講演資料  基調講演・パネルディスカッションの講演資料(PDF)
        こちらからダウンロードいただけます。

5.概要
(1)URCF会長の廣瀬通孝氏(東京大学名誉教授)による主催者挨拶の後、田原康生氏(総務省国際戦略局局長)より来賓挨拶を頂いた。

主催者挨拶:廣瀬 通孝 氏
(URCF会長 / 東京大学名誉教授)

来賓挨拶:田原 康生 氏
(総務省国際戦略局 局長)

(2) 基調講演では、徳田英幸氏(NICT理事長)より「Beyond 5G/6Gテクノロジーが切り拓く未来の社会」と題するご講演を頂き、Beyond 5G/6G技術の詳細とそれらがもたらす未来のCybernetic Avatar社会の姿を展望していただいた。また、特別講演では、上月勝博氏(KDDI (株))から「KDDIの5G+XRによるDX、社会実装への取り組みについて」と題するご講演、的場直人氏((株) NTTドコモ)から「Beyond 5G時代に向けたXRコミュニケーションサービスの開発について」と題するご講演を頂き、Beyond 5G社会の実現に向けて各社で取り組みが始まっているXRの技術開発や各種サービスをご紹介いただいた。

基調講演: 徳田 英幸 氏
(NICT 理事長)

上月 勝博 氏
(KDDI (株)5G・xRサービス
企画開発部 部長)

的場 直人 氏
((株) NTTドコモ移動機開発部
XRサービス開発担当 担当課長)

(3) パネルディスカッションでは「XRコミュニケーション技術の活用と普及に向けた新たな挑戦」をテーマに、大日本印刷(株)の小田将史氏から「地域共創型XRまちづくり」、NHK放送技術研究所の川喜田裕之氏から「近未来におけるAR/VR メディアの視聴スタイル」、(株)KDDI総合研究所の堀内俊治氏から「音のVRアプリの開発と社会展開」の各取組みに関してご紹介いただくとともに、講演中に参加者の方々にも各システムをリモートで体験できるデモを実施していただいた。

パネリスト:小田 将史 氏
(大日本印刷 (株)ABセンターコミュニ
ケーション開発本部
事業開発ディレクター)

パネリスト:川喜田 裕之 氏
(NHK放送技術研究所
空間表現メディア研究部
研究員)

パネリスト:堀内 俊治 氏
((株) KDDI総合研究所
XR空間表現グループ
研究マネージャー)

 各パネリストのご講演の後、モデレータの安藤広志氏(URCF企画推進委員長/NICT上席研究員)とともに、各XR技術・サービスの狙いや特徴、今後の課題や将来の展望について議論を深めた。最後に、茨木久氏(URCF副会長/NICT理事)より閉会の挨拶を頂いた。

モデレータ: 安藤 広志 氏
(URCF企画推進委員長/
NICT上席研究員)

閉会挨拶: 茨木 久 氏
(URCF 副会長/ NICT理事)

(4) 所感 (企画推進委員会)
 本シンポジウムでは、Beyond 5Gと超臨場感技術というテーマを掲げて多方面からその議論を深めることができ、Beyond 5G社会の実現に向けて超臨場感技術が果たすべき役割の大きさを改めて認識するとともに、その取組みを進められておられる方々の熱意を肌で感じ取ることができた。特に、パネルディスカッションでは、最新のXR技術・サービスを遠隔からデモ体験してもらうという新たな試みを行い、これらの効果を参加者の方々に実感してもらうことができた。また、本シンポジウムの後、参加者からも、本分野の技術・サービスが新たな体験・エンターテインメントのみならず、コロナ禍や大災害などの社会的課題解決にも貢献できると感じられた等の声が寄せられた。URCFとしては、今後も超臨場感コミュニケーション技術の発展と普及を産学官連携して進めていきたいと考えている。